プログラマーの転職エージェント厳選3社!未経験にもおすすめ!

プログラマーの転職エージェント厳選3社!未経験にもおすすめ!

プログラマーの仕事は、システムエンジニアと同じく“IT”(information technology)という言葉が世の中に広まるずっと前からある、コンピューター関連で長い歴史をもつ職種です。

時代がどんなに進歩しても、人間が考えたことをコンピューターが理解できる言語に翻訳する人がいなければ、システムは起動しません。

AIの急激な普及によって、多くの仕事が無くなると言われる中でも、プログラマーの仕事はこれからも引く手あまたである可能性が高いでしょう。

“人類最後の職業になり得る”とも言われているプログラマーの仕事は、しっかりとしたキャリアを磨くことによって、大いに将来が期待できる職種のひとつといえます。

プログラマーの転職に強いエージェントの選び方とは

IT系の転職に特化している

プログラマーの転職に強いエージェントの選び方ですが、やはり一番はIT系の転職に特化しているエージェントに登録するのがおすすめです。

転職エージェントによっては、そもそもプログラマーの求人がほとんどないケースもあるからです。

プログラマーの求人が少ないエージェントに登録しても、そもそもの仕事の選択肢が限られるので良い転職をすることはできません。

そのため、エージェントを選ぶ際はIT系に特化している、あるいはそもそもの求人数が多い大手サービスを選ぶべきでしょう。

複数のサービスを比較して最も良い所を利用する

プログラマー向けの転職エージェントに登録する場合、複数のサービスに登録して比較するのも大切です。

これは、1社だけに登録しても担当のコンサルタントと相性が悪かったり、良い求人が紹介されない場合があるからです。

また、コンサルタントの経験やスキルにも差があるので、何社かに登録して最も信頼できる担当者のがいたり、使ってみて好印象だったエージェントを選んで転職活動をするというのもアリでしょう。

プログラマー転職は未経験者でも可能?

結論から言うと、未経験であってもプログラマーへの転職は十分に可能です。

プログラマーは技術職なので未経験だとなれないと思っている人も多いのですが、実はそんなことはありません。

経験者の方が転職において圧倒的に有利なのは事実ですが、誰しも最初は未経験です。

また、日本では未経験を歓迎しているプログラマー求人も多いので安心して下さい。

【未経験も可】プログラマー転職におすすめのエージェント厳選3社!

大手のIT求人が多数ある「DODA エンジニア IT」

「DODA エンジニア IT」は、大手転職サービスの「doda」の、IT系に特化した転職エージェントです。

常に4万件以上のIT系の求人が公開されているので、プログラマーの転職をするなら登録して損はないエージェントでしょう。

登録するとキャリアカウンセラーから転職に関するアドバイスを貰えるのですが、IT系に特化しているだけあって非常に有用です。

公式サイト:https://doda.jp/engineer/

転職成功率96%のレバテックキャリア

レバテックキャリアは求人数は約5,000件ほどとdodaより少ないものの、実際に利用した人の求人満足度が94%と非常に高いのが特徴の転職エージェントです。

それを裏打ちするように転職成功率は96%と非常に高く、プログラマーで転職をするなら登録しておきたいエージェントと言えるでしょう。

他の転職エージェントと異なりLINEでいつでも相談ができるのも特徴で、在職中の中で忙しい転職活動をする際の強い味方になってくれるでしょう。

公式サイト:https://career.levtech.jp/

転職エージェントの最大手「リクルートエージェント」

リクルートエージェントは、日本の転職業界で最大手の「リクルートグループ」が運営している転職エージェントです。

求人数はあらゆる転職エージェントの中でもトップレベルで、大手からベンチャーまで魅力的な求人が数万件レベルで掲載されています。

もちろんプログラマーの求人も、下手なIT特化型のエージェントよりも豊富です。

社内にはIT・Webエンジニアの専門チームがいるので、プログラマー転職に際して手厚いサポートが受けられます。

公式サイト:https://www.r-agent.com/

プログラマー転職を成功させるためのポイント

転職先の情報収集をしておく

プログラマーの転職を成功させるためには、事前に転職したい企業の情報収集をするのは必須です。

事前に仕事内容や社風、給料、残業時間といった情報を収集しておけば、入社後にミスマッチで苦しむ可能性も低いでしょう。

また、転職エージェントに登録することで、離職率や有給取得率といった、自分では調査し辛い情報も教えてもらうことができます。

成果物をポートフォリオにまとめておく

自身のプログラミングによる成果物を、ポートフォリオとしてまとめておくのもプログラマーの転職を成功させるポイントです。

ポートフォリオがあると採用担当者は応募者の実績が分かるので、安心して採用しやすいというメリットがあります。

履歴書や職務経歴書の自己PRで自分の実績を全て伝えるのは難しいですし、極端な話、盛ったり嘘をつくこともできます。

しかしポートフォリオがあれば高い実力を持つ証拠になりますし、「この仕事ができるならぜひ自社に欲しい」と思ってもらえるので転職が成功しやすいです。

未経験の場合は「未経験歓迎」の求人に応募する

もし未経験でプログラマーの転職をするのであれば、「未経験歓迎」となっている求人に応募するのも、転職を成功させるポイントです。

プログラマー転職は、残念ながら経験者の方が圧倒的に内定を獲得しやすいのが事実です。

特に経験・未経験を問わない求人の場合は、複数の応募者の中に経験者がいるとまず採用されないでしょう。

一方で未経験歓迎となっている求人は、未経験者であっても社内教育で将来的に有用な人材に育てる意思のある会社であったり、未経験でもできる簡単な仕事から任せる会社が多いです。

そのため、未経験であっても問題なく採用されますし、将来的にプログラマーとしてキャリアップを目指す場合もおすすめです。

自分のキャリアパスを描いておく

プログラマーの転職を成功させるには、転職後の自分のキャリアパスを描いておくのもポイントです。

代表的な例を挙げれば、将来的にシステムエンジニアを目指す、管理職を目指すなどでしょう。

管理職を目指すのであれば、以下のようなキャリアパスになるでしょう。

  • 社内でのキャリアアップ制度が整っている企業に転職する
  • 経験を積み、管理職への昇格を目指す
  • 管理職に昇格を果たしたら、また経験を積んでいく
  • 管理職として2~3年をキャリアを積んだら、今度は管理職枠でより高収入の求人に応募する

キャリアパスが曖昧なままで転職しても失敗に終わりやすいので、注意して下さい。

プログラマー転職後におすすめのキャリアパス

では、プログラマーの転職後におすすめのキャリアパスを、いくつか解説していきます。

技術を磨いてシステムエンジニア(SE)を目指す

プログラマーの転職後のキャリアパスとして、最も代表的なのがシステムエンジニアを目指すルートでしょう。

何年かプログラマーとして技術を磨いていくと、やがて何人かのプログラマーを取りまとめるリーダーとなり、プログラミングだけでなくシステムそのものを開発・構築・運用する立場になっていくのが一般的です。

また、システムエンジニアになれれば、何年か経験した後に様々なキャリアチェンジもしやすくなるのは大きなメリットでしょう。

SEになった後に管理職にシフトしていく

プログラマーとして転職してシステムエンジニアになり、何年か管理的な立場を経験すると、「今後は課長(または部長など)として活躍してもらいたい」といった形で、会社から声をかけられるケースがあります。

コミュニケーション能力が高く、人を引っ張っていくオーラのある人は、そうなる可能性が高いといえるでしょう。

専門職よりも全体的に高給なので、給与のアップを目的に管理職を目指す人もいます。

IT系の管理職は、課長クラスで年収600~800万円台といったところです。

プログラマーからシステムエンジニアになって数年間経験した頃といえば、ちょうど結婚して子育て真っ最中の時期。「子どもためにもしっかり稼がなければ」と思っている人が、少なくありません。

そんなときに管理職として声をかけられれば、やはりこころよく引き受けるケースが圧倒的でしょう。ただし、管理職には向き不向きがあるので、自分の特性を十分に考慮して決断することが大切です。

管理職になると、現場仕事はできなくなる。仕事内容を理解した上で選択を

また、管理職になることによって、今までのように現場仕事ができなくなることも、覚悟する必要があります。部門のリーダーとしてスケジュール管理やコスト管理・人材管理など、“管理”と名の付く仕事が大半を占めるようになります。

いったん管理職に就けば、それから先の長い年数を、管理職としてやっていくことになります。その辺をよく理解した上で選択することです。

IT系屈指の年収のプロダクトマネージャーを目指す

プログラマーとして転職後にシステムエンジニアになり、次なるステップとして目指す職業のひとつとしていま注目されているのが、「プロダクトマネージャー」です。

その名の通り“プロダクト(製品)のマネージャー”のことで、ITに関わる商品の開発・販売の戦略を立て、実施するまでの責任を追います。

システムエンジニアやプログラマーのように昔からある仕事と違い、プロダクトマネージャーはITリテラシーの高まりなどを背景に後発で誕生した職種なので、まだまだ職種に関する情報も少ないかもしれません。

プロダクトの価値を高めるための重要な意思決定を行う

プロダクトマネージャーはプロダクトの全体を見るのが仕事なので、開発はもちろんマーケティング、マネージメントまでこなす必要があります。

開発タスクの規模が小さければ、エンジニアが兼任する場合も少なくありません。

たとえば、「この開発案件において、AとBの業務のどちらを先に手がけるのが効率的か?」「この要件は状況次第で省いても問題ないか?」など、プロダクトの価値を高めるための重要な意思決定を行うことになります。

ときには通常の管理職よりも難しい意思決定を迫られることもあり、観察力や判断力といった能力も求められるポストです。

難しさがある分、高収入を得ることができ、プロダクトマネージャーとして活躍できれば企業からの引き合いは保障されたようなもの。

まさに“腕一本”で立っていくことができる職種です。

ITコンサルタントやITアーキテクトへ目指す

プログラマーとして転職した後、その知識を活かして業務改善やシステム導入などを推進する「ITコンサルタント」や、システムの設計コンセプトや設計方法・システムの構築などを考える「ITアーキテクト」になる人もいます。

どちらもエンジニアにアドバイスを与える仕事なので、非常に難しい仕事である反面、結果が出たときには大きなやりがいを感じることができるでしょう。

プログラミング技術を徹底的に磨いて“スーパープログラマー”になる

「プログラムを組んでいる時間が至福」というプログラム大好き人間な方、転職先でプログラミング技術を徹底的に磨いて「スーパープログラマー」の道を歩むのが最も幸せな生き方といえます。

絵を描くことが何より好きな人が画家になって、画家の管理職になるかといえばそんなことはありません。

画家は生涯ずっと画家であり続けることが生き甲斐であるように、プログラマーも高いスキルと強い気持ちがあれば、スペシャリストとして高収入を獲得することも可能です。

プログラマーが転職をする際の注意点

プログラマーのままだと管理職ほどの給与は望めない

一般的に、プログラマーのままではシステムエンジニアやIT系の管理職よりも給料が低くなってしまう点には注意が必要です。

もちろん、類まれなスキルを持っているスーパープログラマーになれば、「この人にしかこの仕事は任せられない」となり、年収1,000万以上を達成することも十分に可能です。

しかし、一般的にはプログラミングの腕を磨いても、エンジニアや管理職ほどの給与はありません。

とはいえ、プログラマーの給与自体が他の職種に比べて悪くはないので、好きなことを仕事にし続けられる喜びには代えられないかもしれません。

転職後の学習や健康管理にも注意する

プログラマーとして転職する際は、転職後の学習や健康管理にも注意する必要があります。

「プログラマー35歳定年説」という言葉があるように、プログラマーは体力的にハードなだけでなく、学ばなければならないことも多いです。

そのため、35歳定年説を乗り越えてプログラマーとして働き続けるには、常に新しい知識を学んで体調を良い状態に管理しておく必要があります。

20代のプログラマーと渡り合っても負けないだけの意欲と体力は、必須と考えた方が良いでしょう。

自分が管理職志向かスペシャリスト志向かを理解しておく

自分が管理職志向なのか、それともスペシャリスト志向なのかを知っておくことは、プログラマーとして転職する上で非常に重要です。

管理職志向であればプログラミングの技術だけでなく、経営的な側面にも興味をもつ必要がありますし、スペシャリストになるのであればより多くの言語を使える技術を磨く必要があるからです。

もともと「自分は管理職志向だ」とわかっている人は、メーカーなどの大企業に転職してプログラマーからシステムエンジニア、管理職へと安定して進む道も考えられます。

しかし、スペシャリストになる人はシステム開発会社で多くの案件をこなさなければ、専門的な技術を磨くことはできません。

自分がどちらに向いているのかを把握した上で、転職するのにベストの企業を選ぶ必要があるでしょう。

プログラマー転職者の管理職or専門職度チェック

  1. 人から命令されるよりも、自分で決めたい
  2. プログラミングの仕事にこだわるよりも、給与を上げたい
  3. 業務内容がガラッと変わっても、順応していける
  4. 同じ仕事をずっと続けるよりも、変化する方が面白い
  5. 人の上に立ちたい
  6. マネージメントに興味がある
  7. 責任を持たされると、やる気がでる
  8. 人と会話をするのは、苦手ではない

上記のチェックで“YES”が多かった人は管理職志向“NO”が多かった人は専門職志向である可能性が高いといえます。

管理職になりたい、ずっとプログラミングばかりやりたくないという人は、プログラマーのスペシャリストの道を選んでも後悔する可能性が高いです。

逆に「自分はプログラミングをしているときが最高に幸せ!」「自分が組んだプログラムが起動した瞬間の喜びは言葉で言い表せない」という人は管理職を選んでしまうと後悔します。

自分の性格や傾向を把握して、それに沿った転職活動を行うことが、プログラマーへの転職を考える上で非常に重要です。

未経験からプログラマー転職を成功させた人の体験談

総合職から手に職を求めてプログラマーに転職したAさん

菓子メーカーの総合職として働く26歳のAさんは、将来に対する漠然とした不安を感じていました。

「今は女性が結婚しても働くのが当たり前の時代なのに、私ができることはWordやExcelの操作程度。このまま会社で働き続けても、そのうち会社にいづらくなるかもしれない」

そこでAさんは、何とか手に職をつけるべく転職エージェントに登録し、キャリアコンサルタントに相談したところ、「女性が手に職をもって働ける仕事としてプログラマーがおすすめ」とアドバイスを受けました。

Aさんはキャリアコンサルタントから未経験者を積極的に受け入れるシステム開発会社を紹介され、採用試験を受けました。

その企業は独自のプログラミング言語教育システムを持っていて、未経験者は事務的な仕事をしながら言語を学び、プログラマーへと進む仕組みでした。

「これなら私もプログラマーになれる」と確信したAさんは、採用試験の際にその熱い思いを伝え、無事採用されることができました。

40歳未経験からプログラマーに転職したSさん

Sさんはなんと未経験から、40歳でフロントエンド開発者に転職しました。

彼は正規の教育やプログラマーとしての経験がなく、自己学習でProgateやドットインストールなどのオンライン学習サービスを利用して基礎的なHTML、CSS、JavaScriptを学びました。

そしてポートフォリオのために個人プロジェクトを作って実践的な経験を積んだり、GitHubやTwitterなどで他の開発者と交流し、フィードバックや助言を得ることでスキルを高めていきました。

その後はクラウドワークスやランサーズなどで簡単な仕事を受注し実務経験を積んだ後、面接で経験をアピールして転職を成功させました。

教師からプログラマーに転職したHさん

Hさんは元教師でしたが、Code ChrysalisやLe Wagon Tokyoなどのコーディングブートキャンプに参加してPythonやDjangoなどの技術を学び、プログラマーとして転職しました。

ブートキャンプ卒業後にLinkedInやIndeed Japanなどで求人情報を検索し、応募書類やポートフォリオサイトを作成しました。

面接では自分の教育背景やブートキャンプで学んだこと、開発したアプリケーションなどを紹介して無事に内定を掴み取っています。

保育士から異業種転職したSさん

Sさん(鈴木さん)は元々は保育士として働いていましたが、プログラミングに興味を持ち始めました。

彼女はコーディングスクールに参加することを決め、3ヶ月間集中的に学びつつ、実際のプロジェクトやチームワークを経験し多くのことを学びました。

卒業後はスクールでの経験を買われて、応募した企業でウェブ開発者として採用され現在ではリードエンジニアとして活躍しています。

営業から転職したTさん

Tさん(田中さん)は、元々は営業として働いていましたが、ノルマに追われる日々に嫌気が差してプログラミングに挑戦したいと思いました。

彼は自分でオンラインコースや書籍などを選んで勉強し始めましたが、途中で挫折しそうになったので、メンターやコーチングサービスなどのサポートを受けることにしました。

その結果、約1年後にエントリーレベルのプログラマーとして採用され、現在ではシステムエンジニアとして働いています。

プログラマー転職方法やおすすめエージェントまとめ

今回はプログラマー転職におすすめのエージェントや注意点などを紹介しました。

プログラマーの需要は今後も増え続けることが予想されており、非常に将来性の高い職業といえます。

今や「求人募集の半数はIT関連」と言われるほど求人数も多く、IT企業は喉から手が出るほど社員を欲しがっているため、未経験からプログラマーへの転職にも広く門戸が開かれています。

そのため、食いっぱぐれの無い専門的な職業を身に付けたいなら、転職を機にプログラマーの道を歩むのもひとつの選択肢かもしれません。

ただし、IT企業の中には“IT土方”と言われるブラック企業もあるので、注意が必要です。

転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談しながら、待遇面・残業面・教育面でしっかりとしたIT企業を選択することが大切です。