子育てママに人気の仕事ランキング!転職で育児と仕事を両立!
今回は子育て中のママでも無理なく働ける、人気の仕事や職種をランキング形式で紹介しています。
また、子育てママに人気の仕事への具体的な転職方法も紹介しているので参考にして下さい。
育休や産休が取得しやすい、託児所が併設されている職場を選んで、無理なく子育てと仕事を両立して働いていきましょう。
子育てママに人気の仕事ランキング!
まずは375人の子育てママに聞いた、人気の仕事をランキング形式で紹介していきます。
仕事名 | 人気理由 |
---|---|
1位:事務職 | ・体力を使わないので、疲れず子育てや家事ができる ・複数の事務員がいるので、急な子どもの発熱でも休みを取れる ・福利厚生がしっかりしていて年間休日も多い |
2位:接客・飲食業 | ・週1~2回だけ柔軟に働ける ・他にもママがたくさんいるので理解があり、融通を効かせてくれる ・ランチタイムのピークだけ働けばいいので、ママが多い |
3位:医療系専門職 | ・給料がよく、「育児短時間勤務」で午前中勤務ができる ・子育て経験がある人が多く、サポートを受けやすい(看護師) ・シフト制なので、平日の参観日や行事で自由に休みが取れる |
4位:製造・軽作業 | ・残業がほとんどない ・代わりがいるので自由に休みを取りやすい ・勤務先によってはほぼ動かず体力の負担が少ない |
5位:保育士 | ・勤務先に自分の子供を預けられるので安心 ・保育補助だと残業がなく、担任を持たないので精神的にも楽 |
6位:コールセンター | ・同じママが多いので、休みや短時間勤務の融通が効く ・シフト制なので学校行事に合わせて休みが取れる |
7位:ライター | ・在宅で仕事ができるので子育てと両立しやすい ・日中は子育てをして、夜に短時間だけ仕事ができる |
やはり子育てママに人気の仕事は体力を使わず土日祝日に安定して休める「事務職」や、短時間勤務がしやすい「接客・飲食業」がランクインしていました。
その他の仕事もいずれもママにとって働きやすい環境が整っているので、人気も納得の結果となっています。
子育てママで転職を検討している方がいれば、転職サイトやエージェントでぜひ上記の職業の求人を狙ってみてはいかがでしょうか。
子育てママの転職先に人気の仕事の業務内容を紹介
では、次に子育てママに人気の職種、具体的な業務内容について紹介していきます。
紹介するのはランキングで紹介した職業の内、下記となります。
- 一般事務・受付
- 販売・接客
- 飲食業・カフェ
- 軽作業・製造スタッフ
- オペレーター・コールセンター
どの業種も多数の子育てママが活躍しており、「正社員」としての採用率も高いです。
一般事務・受付
一般事務・受付はやはり座りながら作業ができるので、育児で疲れやすい子育てママでも働きやすいのが特徴です。
業務内容は受付や書類の整理、計算、発注、資料作成などの事務作業が中心で、シフトの希望も通りやすいです。
また、土日祝日はきっちり休みという職場が多いので、年間休日が多いのも嬉しいポイントでしょう。
販売・接客業
販売・接客業はスーパーやショッピングモール、量販店、デパート、コンビニ、小売店などの従業員で、比較的シフトの融通がきくなどの理由でママから人気があります。
仕事内容は販売や接客だけで無く、品出しや陳列、ベテランになると発注業務、アルバイトの教育なども任されることがあります。
フルタイムでなく忙しい午前中だけ、土日だけといった勤務もできるので、子育て中のママでも働きやすいでしょう。
飲食業・カフェ店員
飲食業はファミレスやカフェ、個人経営のレストランなどの店舗で接客、配膳、時にキッチンでカンタンな調理作業を行う仕事です。
牛丼屋のようなスタッフが少ない職場だとワンオペになり可能性があり子育てママに不向きですが、スタッフの数が多い現場は働きやすく人気です。
同じ子育てママのスタッフが多いので、時短での出勤や子どもの都合に合わせたシフトの希望も通りやすくオススメとなります。
軽作業・製造スタッフ
軽作業・製造スタッフは工場での製造作業や、倉庫で仕分け、検品、ライン作業、梱包などを行います。
1週間、1ヶ月の短期勤務に対応している他、勤務時間も柔軟に対応していて働きやすいのが特徴です。
正社員採用も積極的に行っているので、子どもが成長したら将来的に正社員になりたいママでも安定して働けます。
オペレーター・コールセンター
オペレーター・コールセンターの仕事は座りっぱなしで体力をほとんど使わないのに時給が高いため、稼ぎたい子育て女性からの人気が高いです。
業務は顧客の問い合わせに電話で応対するのが中心で、職場によっては自社サービスの案内や受注作業を行うこともあります。
オペレーター・コールセンターの業務は最初は研修が行われるため、未経験の方でも安心して勤務できます。
子育てママに人気の仕事の共通点や特徴
シフトや休日の融通が利く
子育てママに人気の仕事は、シフトや休日の融通が利いているのが特徴です。
子どもがある程度大きくなるまでは、どうしても急な発熱や学校行事で休みが必要になってくる場面が多いです。
しかしママから人気の仕事は何かあった時に嫌な顔一つせず休みがもらえたり、行事に合わせて平日に柔軟に休日を入れてもらえます。
福利厚生が充実している
子育てママに限らず、家賃補助、旅行優待、特別休暇といった福利厚生が充実している仕事は女性から人気です。
特に特別休暇は子育てを行う上でも、仕事のモチベーションを保つ上でも非常に効果的で、「あったら嬉しい福利厚生ランキング」で女性1位を獲得しています。
転職サイトなどで「特別休暇あり」の求人を検索して、応募してみるのも良いでしょう。
参考:【あったら嬉しい福利厚生ランキング】男女501人アンケート調査
託児所・保育所を併設している
労働時間中に子どもを預けることができる、託児所や保育所が用意されている仕事も子育てママから人気です。
特に親会社が大企業という職場では託児所を併設していることが多く、子育てをしている方でも快適な労働環境が整備されています。
代表的なのはヤクルトやドワンゴで、子育てママが働きやすい環境を整えています。
正社員採用を行っている
子どもが大きくなった後を見据えて、正社員採用を行っている企業も子育てママから人気があります。
正社員になれば任される業務は多くなりますが、アルバイトやパートより給与が大幅に上がり、福利厚生の面でも手厚い補助が受けられます。
より良い条件で子育てができるので、将来を考えれば「正社員採用制度」のある職場に応募するのもおすすめです。
ある程度の給与が出る
子育てママにとって働きやすさはもちろん大事ですが、働きやすいだけでなく給与も一定以上出る仕事がやはり人気です。
世の中には働きやすさと引き換えに最低賃金という求人はたくさんありますが、低賃金ではせっかく稼いだお金も子育てにあっという間に消えてしまいます。
そのため、子育てママの転職では休みが取りやすいだけでなく、ある程度の時給で働ける仕事を探すというのも重要です。
子育てしながら働くママが仕事で苦労している点や注意点
次に、実際に子育てをしながら働いているママが、仕事で苦労している点などを紹介していきます。
実際に働く際の参考にして下さい。
- 子どもの急な体調不良
- 夏冬にある子どもの長期休暇
- PTAや学校行事への参加
- オンライン授業
いずれも子育てをしていると避けようがない上に、仕事には確実な影響が出てきます。
この時に急に休んでも嫌な顔をされたり、職場に居づらくならないためには、先ほど紹介したようなママに理解のある仕事を選ぶことが重要です。
子育てママに人気の仕事への転職に役立つ資格
資格が欲しい、就職に役立つ資格が取りたいという子育てママは多いです。
そこで本項では子育て中のママが転職(または就職)するのに、役立つ資格についてまとめてみました。
- 医療事務
- 調剤薬局事務の資格
- 介護職員初任者研修
- サービス介助士
- 秘書検定
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- 簿記検定
- TOEIC
- カラーコーディネーター
- ファイナンシャルプランナー
- 宅地建物取引士
- 公認会計士
どの資格も自宅で勉強ができ、家事の合間で知識を身に付け試験勉強を進めることができます。
特に需要が高いのは医療事務や調剤薬局事務、介護職員初任者研修などの資格です。
また、IT関連であればマイクロソフトオフィススペシャリストの資格が役立つでしょう。
このほか、英語や中国語ができれば、どの職場においても重宝されます。
TOIECの受験勉強で語学力を磨くのもキャリアアップに役立ちます。
子育てママが転職で育児と仕事を両立させるためのポイント
ママが働きやすい仕事を選ぶ
「育児と仕事を両立」させるのに必要な条件(勤務条件)は次の通りです。
- 同僚にも子育て中のママが多い
- 子どもの学校、自宅から職場が近い
- 子どもが急病の場合には、シフトの変更や早退・休職が許される
- 土日や祝日は休み、年間の休日は120日以上
- 転勤が無い、残業も無い
- 社会保険完備、育休や産休の取得率が高い
これらの条件を満たしていれば、子育て中の方でもフルタイムで働きやすくなります。
求人情報をチェックする際、働き方の「目安」としてください。
子育てママに厳しい仕事は回避する
子育て中のママが避けるべき仕事(おすすめ出来ない職場)の特徴をまとめてみました。
- 男性社員が多く、子育て中のママが少ない
- 子どもの学校、自宅から職場が遠く通勤に不便
- シフトの変更や早退ができない
- 土日や祝日も休日出勤の回数が多い
- 残業が多い(夜勤などもダメ)
- 給与が少なく、福利厚生の内容が乏しい
職場と自宅が遠い場合や残業が多く、土日祝休も休みが取れない仕事では、お子さんが寂しい思いをします。
収入などお金の面も大事ですが、なるべくお子さんの生活も両立できる仕事を選びしましょう。
前職の経験を活用して高待遇で転職する
出産前に社会人経験があれば、キャリアを活かした転職を計画しましょう。
一から経験を積むよりもキャリアを活かした方が、より好条件の職場で働ける確率が高いからです。
もし習得済みの資格やキャリアがあれば、履歴書に忘れずすべて書き出すようにしてください。
子育てママに強い転職エージェントを活用する
昔と違って子育て中のママでも働きたいと思っている方が増えているため、ママ向けの転職エージェントも増えています。
転職サイトを覗くと「ママ歓迎」「育児との両立が可能」といった求人も増えているので、上手く活用して負担なく子育てと仕事を両立できる職場に転職しましょう。
特にお子さんが小さいうちは、無理なく働ける仕事をエージェントを活用して探してもらうのがおすすめです。
子育てママに人気の仕事ランキングや転職方法まとめ
今回は子育てママに人気の仕事をランキング形式で紹介しつつ、特徴や転職方法も紹介しました。
最後に本記事の内容をまとめておきます。
- 育休や産休が取得しやすい会社は、働くママにおすすめ!
- シフトの融通がきく、休みが取りやすい仕事は子育てと両立しやすい
- 働くママを応援する企業や職場が増えている
- 転職に必要があれば、資格取得も検討すべし
- 就活では子どもを優先し、無理なく働ける仕事を探そう
- 子育てママの就職に強い転職エージェントを利用しよう!
子育て中のママは、仕事と育児の両方を無理なく両立できる職場を見つけるのが何よりも大切です。
そのためには転職サイトやエージェントを活用するのが重要なので、ぜひ記事を参考に転職を成功させて下さい。